「普通って何ですか」

篠原美也子文庫の中での、印象的なフレーズその1。
当時、高校生ながらにして色々と考えさせられたような気がする。


人それぞれには色々な考え方があるもので、
似ている人から対極に位置するような人まで、様々で。
例えばある事に対して周りに近い考えを持っている人がいない場合、
「普通じゃないのかな」
と思ってしまうのはある意味では自然な流れなのかもしれません。
そんなときに、本を読んだり、ネットをしたりして、
似たような考えをもっている人が少なからずいるとわかったときの、
何ともいえない安堵感が妙にをかしかったりします。


他を通して、自らを知る、理解する、確認する。そして進む。
そういう意味でも人はひとりでは生きてはいけないんだと思う。
だからこそ、自分にとっては「普通じゃない」他人と対峙したときに、
どう考えて、どのように行動できるかが大事なんじゃないだろうか。


普通な人など、おそらくは存在しないのだから。